美術教員、アートスクールに通うの巻2

前回までのあらすじ

まったく美術の基本は知らないが、美術教員として教壇に立つ丹野。ついに初心者用美術スクールに通い出すことに!
基本図形の丸をメインに、鉛筆でのグラデーションを覚えることに成功したのだった。さっそく授業で使おう。

一回目はこちら

さて、本当だったら先週が第二回目だったが、先生が体調を崩されたようで一週ずれての今日となった。今回は鉛筆を4B~3Hまで持参し、万全の体制で臨んだ。練り消しもカッターも用意した。偉いぞ、丹野。

まずはウォーミングアップとして、10秒インターバルドローイングに挑戦した。本来ならば図鑑等を用意しているとよいのだが、図鑑をすっかり忘れてしまっていたので、スマホで「動物」を画像検索し臨んだ。
10秒間で写真を見ながらスケッチし、それを5分間続けるこのチャレンジ。ちゃんとやれるとそれだけで30体スケッチすることになるのだ。さっそく授業で使おう。

なんだこれ…。

とりあえず、シルエットで何の動物か分かるように意識して描いたものの、思った以上に10秒は短い。あまりに早くて笑いながら描いた。なんだったら独り言を喋っていた。絵を描いている時に独り言を喋りまくってしまう癖をなんとか治したい。どうしたらいいんだ。

ウォーミングアップを終えて、今日の課題へ。

美術教員として働いていることも影響してか、超基本的なことを質問できる雰囲気が失われて久しい。いらないプライドが邪魔をするのか、知ったかぶりで相槌を打っている時間というのは確実に存在していた。

ある時、他の美術教員が「いつも言っていることなのに生徒がよくそれを忘れるんですよ。マスキングテープは冷蔵庫にしまえって言っているのに、出しっぱで帰るんです」という話を披露して皆で笑っていたのだが、内心は『え~!マスキングテープって冷蔵庫にしまうの~!?』という気持ちでいっぱいだった。そこで「マジすか!?冷蔵庫いれるもんなんすか!?」と聞ける勇気もなく、家に帰ってから膝を抱えながらガタガタ震えることしかできなかったあの時の自分。

でも、今は初心者用を受講する一初心者である。恥ずかしがることなど何もない!今こそ聞きづらかったことを聞こう。

「あの~…鉛筆ってどう削るんですか…?」

まず、木の部分を多めに削り、二等辺三角形のような形になるよう意識して削る。カッターの持ち方や削り方も教えてもらった。木の部分と芯の部分が1:1ぐらいになると良いということも知った。知ってた?美術教員のみんな!さっそく授業で使おう。

尖がらせる作業が結構苦手で、折れに折れたので10センチぐらい無駄にしたと思う。尖らせる時はティッシュなどの上に置き、鉛筆を立たせながら削っていくと良いらしい。

そうして鉛筆削りをマスターした丹野。この30分間ほどで劇的なレベルアップを果たしている実感がある。

全然5:5になってない。

そして円錐の石膏デッサン。

初心者の2回目なので、基本的な形をどんどん練習していく。球体から石膏を見てのデッサンへとレベルアップ。その中で私は円錐を選んだ。丸っこくて、尖がっていて、最高じゃん!

じゃーん。

なかなか硬さが出せず、自分の中の理想と現実の実力にはまだ大きな差があるということに気付ける時間となった。定期的にやることで自分の実力を見誤らないようにしたい。すぐに過大評価するからね、自分の事はね。

次回は来週。

どんどんうまくなるぞーっ!!

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